携帯・スマホを中古で売買する場合に重要なのが、ネットワーク利用制限が「○」(利用可能)になっているかどうか。
ネットワーク利用制限とは、主に盗難された端末や、端末の分割料金が未払いの端末の通信が利用できなくなる制限のことです。
IMEI判定と意味
ネットワーク利用制限がかかっているかどうかを確認するために、端末固有の番号、IMEI、「国際移動体装置識別番号(端末識別番号)」が必要になります。
携帯を中古で販売する際には端末のネットワーク利用制限が「○」(利用可能)になっていない場合は値段が下げられてしまう場合があります。
また、買う際にもネットワーク利用制限が「○」になっていない物を買ってしまうと、いざSIMを指しても通信が出来ない可能性がありますので要注意です。
通常フリマやオークションサイトでは、IMEIの情報も公開して出品している人が多いですが、もし公開されていない場合は買う前に出品者に確認するのがいいでしょう。
実際にネットワーク利用制限を確認した画面はこのようになります。(auの場合)
IMEIの判定結果の意味はそれぞれ以下のようになります。
- ◯:端末の支払いが完了している ×になることは基本的になく、フリマアプリや中古ショップで販売可能
- △:端末の分割支払いが終わっていない。
- ×:料金未納などでSIMを利用した端末ネット通信が使えない状態。Wi-Fiでは利用可能です。
IMEIの調べ方
【iPhoneの場合】
設定 -> 一般 -> 情報 を進んで行き、
IMEI MEID ICCID
の欄に記載されています。
iPhone5,5c,5s,6,6plusでは、本体の裏側にも記載されています。
【Androidの場合】
設定 -> 端末情報 -> 機器の状態
の画面に記載されています。
ネットワーク利用制限の調べ方
IMEIがわかっている場合は、キャリアごとに以下のページで調べることができます。
【docomo】
http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/search.php
【au】
http://www.au.kddi.com/support/mobile/network-riyoseigen
【softbank】
https://ct11.my.softbank.jp/WBF/icv
ネットワーク利用制限を○にする方法
ネットワーク利用制限を○にする方法は単純で、
・端末の分割支払いを完済する。
です。分割ではなく一括支払いで購入した場合は契約後すぐに○になります。
もし、端末の支払いが終わっているにもかかわらず○になっていない場合は、サポートダイヤルに電話して○に変更してもらいましょう。