通信制限にならないように、パケットを節約する方法をご紹介します。
スマートフォンを利用する上で必ず避けたいのが通信制限です。
お得なWi-Fiの利用方法やスマートフォンの本体の通信を設定を行う事でパケットの節約ができます。
目次
通信制限を回避するパケット節約方法
通信制限を回避する方法は大きく分けて4つあります。
- できるだけ通信量を減らす
- 外出先でWi-Fi利用
- 持ち運びできるWi-Fiを利用
- 自宅のネット回線Wi-Fiを利用
できるだけ通信量を減らすテクニック
まずは、通信量(GB)をできるだけ減らす方法をご紹介します。
Wi-Fiの無い環境では動画を見ない
通信量を節約するためには、まず通信量を多く消費してしまうような使い方をしないのが、一番です。
インターネットで通信量を多く消費する一番の原因は動画の閲覧です。
従って、動画のサービスであるYouTubeやニコニコ動画、ツイキャス等はWi-Fiのない環境ではできるだけ見ないようにしましょう。
動画以外のサービス、例えばtwitterを利用していて、その中でYouTubeの動画がつぶやかれていてもタッチせずにスルーするなどでも節約は効果があります。
アプリのダウンロードや更新はWi-Fiでするように設定
動画の次にデータ量が多くパケットを消費してしまうのがスマートフォンアプリのダウンロードと更新です。
アプリをダウンロードするのは必ずWi-Fi環境があるときにしましょう。
また、アプリの更新は自動で行われてWi-Fiを使っていない時に勝手に通信されてしまう事があるので、自動更新をオフに設定する事で、パケットを節約することができます。
iPhoneでアプリの自動更新をオフにする方法
iPhoneでは、以下の方法で自動更新やダウンロードをオフにすることができます。
- 設定アプリをタップ
- iTunesとApp Storeをタップ
- 「App」と「アップデート」をオフにする
- 一番下の「モバイルデータ通信」をオフにする
Androidでアプリの自動更新をオフにする方法
- GooglePlayStoreアプリをタップ
- 左上のメニューをタップ(3本線のマーク)
- 「設定」をタップ
- 「アプリの自動更新」をタップ
- 「アプリを自動更新」しないを選択
このとき「 」を選択してしまうと、ダウンロードしていても途中でWi-Fiが切れてしまった際に、携帯の通信を行ってしまったり、更新が失敗してしまう可能性があります。
機内モードで完全に通信をオフにする
機内モードとは、文字通り通信機器を使っては行けない飛行機の中でも利用できるようにすべての通信をオフにできるモードです。
機内モードにしていれば、飛行機内でもスマートフォンの電源を入れて利用することが可能です。
※ただし、離着陸前後はすべてのカメラ等を含むすべての電子機器の利用をオフにしなければいけないので、その時は電源を切りましょう。
iPhoneでの機内モード設定
iPhoneでは、画面の一番下から上にスワイプすると出てくる簡易設定画面で、飛行機のアイコンをタップするだけで完了します。
もしくは、ホームにある「設定」アイコンをタップすると、自分のAppleアカウントのすぐ下に機内モードの設定があるのでタップルすると機内モードになります。
機内モードになると、画面右上のバッテリー残量が出ている部分の左に飛行機のマークが表示されます。
Androidでの機内モード設定
Androidでは、クイック設定ツールから機内モードにする事が出来ます。
画面の一番上から下にスワイプするとメニューが出てくるので、さらにもう一度下にスワイプするとメニューが出て来きます。
その中にある「機内モード」をタップすると完了です。
もしくは、「設定」アプリから、「その他の設定」をタップすると機内モードが出てきますのでそこからでも可能です。
【iPhone限定】勝手に携帯のネットワークを利用されないよう、Wi-Fiアシストをオフにする
iPhoneでは、Wi-Fiに接続しているときでも、Wi-Fiの通信環境が悪い場合に自動的に携帯の通信、モバイルネットワークを利用してしまう設定である「Wi-Fiアシスト」があります。
また、モバイルネットワーク利用中でもiCloudの書類や写真データをクラウドに転送する設定もあります。
これらをオンにしていると、Wi-Fiを使っているつもりが実はモバイルネットワークを利用していてパケットを消費してしまい、いつのまにか大量に通信して通信制限になってしまうこともあり得ます。
3G,4G,LTEの携帯のデータ通信をオフにする
携帯のネットワーク(モバイルネットワーク)での通信をオフにしてWi-Fiだけで通信を行うように設定する事も出来ます。
iPhoneのモバイルネットワークをオフにする方法
- 「設定」をタップ
- 「モバイルデータ通信」をタップ
- 一番上の「モバイルデータ通信」をタップしてオフにすれば完了
携帯のネットワークは一切使わない設定になります。
あくまでインターネット通信を使わない設定なので、電話やSMSは利用する事が出来ます。
Androidのモバイルネットワークをオフにする方法
- 「設定」をタップ
- 「その他の設定」(もしくは、もっと見る)をタップ
- 一番上の「モバイルデータ」をタップ
- 「データ通信を有効にする」をタップしてオフにする
携帯のネットワークは一切使わない設定になります。
あくまでインターネット通信を使わない設定なので、電話やSMSは利用する事が出来ます。
外出先で無料Wi-Fiを利用できるように登録する
最近では、お店でWi-Fiを無料提供していることが多くあるので積極的に利用して行きましょう。
代表的なお店は、
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- スターバックス
などです。他にも多くのカフェやコンビニ、ホテルなどでもWi-Fiが提供されています。
キャリアの公式Wi-Fiを利用する
ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア公式Wi-Fiスポットも街には多くあり、それぞれの回線の契約者は無料で利用できるのでよく訪れる場所のキャリア公式のWi-Fiスポットがどこにあるのかしらべておくのも良いでしょう。
持ち運びできるモバイルWi-Fiルーターを利用
wimaxやワイモバイルなどで販売されている、持ち運べるモバイルWi-Fiルーターを購入する事で、スマートフォンの通信にも利用する事が出来ます。
ルーターの多きさはスマートフォンよりもやや小さい程度でポケットにも入る軽量サイズなので、外出する際に持ち歩き、スマートフォンからWi-Fi接続して利用する事で、パケットを節約する事が出来ます。
Wi-Fiルーターの料金は月額3,500円〜4,500円程度です。
モバイルWi-Fiルーターは複数の端末を接続できるので、自宅のネット環境としてパソコンのインターネット接続にも利用する事が出来ます。
初期設定もいらず、電源を入れるだけで簡単に利用できるのが大きなメリットです。
自宅のネット回線でWi-Fiを利用
フレッツ光等のインターネット回線にWi-Fiルーターを接続し、Wi-Fi環境を構築すれば、携帯の通信を利用する事がないのでパケットを消費せずに済みます。
ネット回線の料金は月額3,000円〜5,000円程度です。