HUAWEI P10,Lite,Plusのスペックと価格を徹底比較

 
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HUAWEI P10の日本での発売に関する詳細が発表されました。

「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 Lite」「HUAWEI P10 Plus」シリーズのスペック解説、価格比較と格安SIMを利用した最安の運用方法をご紹介します。

格安SIM(MVNO)や家電量販店では6/9から販売開始

定価はP10 Liteが2万9980円(税別)P10が6万5800円(税別)、P10 Plusが7万2800円(税抜)です。

格安SIM(MVNO)各社では、Huawei P10、Huawei P10 Lite、Huawei P10 PlusとSIMの販売価格を発表しています。
格安SIMではセット購入では割引されていて、定価より安く購入することができます。

HUAWEI P10シリーズはSIMロックフリーのスマートフォンなので、日本のすべてのキャリア(docomo au Softbank)で利用する事が出来ます。

HUAWEI P10、HUAWEI P10 Lite、HUAWEI P10 Plusの価格徹底比較

販売を行っている格安SIM(MVNO)は11社で、家電量販店(ヨドバシカメラ、Joshin、ビックカメラ)、Amazonでの価格も含めての価格比較表以下です。

※価格は税抜です。

ショップ(格安SIM) HUAWEI P10 Lite HUAWEI P10 HUAWEI P10 Plus
IIJmio 26,800円 57,800円 64,800円
楽天モバイル 24,800円 58,800円 64,800円
mineo 27,600円 59,400円
NTTコムストア
OCN SIMのセット
端末のみ購入可能
23,800円
BIGLOBE 29,760円 64,800円
NifMo 26,667円 64,445円
LINEモバイル 65,800円
DMMモバイル 26,800円 55,800円 62,800円
イオンモバイル 27,980円 63,800円 70,800円
UQmobile 31300円
セットなら
実質0円

(Mプラン以上)
エキサイトモバイル 価格未定 価格未定 価格未定
Amazon 29,464円 64,668円 71.548円
ヨドバシドットコム 29,972円
Joshin 27,296円 59,814円 66,185円
ビックカメラ 27,750円 60,916円 67,391円

 

HUAWEI P10 Liteの最安運用

単体購入ならNTTコムストア+格安SIMが最安

上記の表より、NTTコムストア(gooSimseller)が最安価格になります。

通常、格安SIMのサイトでスマートフォンを購入するとSIMの契約が必ずセットになりますが、NTTコムストアで購入した場合はOCNのSIMがセットで付いてくるものの、SIMの月額契約は強制ではなく、商品が届いた後に任意で契約するものなので、実際は端末だけを安く買う事が出来ます。

したがって、HUAWEI P10 LiteをNTTコムストアで購入して、格安SIMは別の会社の好きなSIMを契約して使ったり、SIMフリー端末なので、既に持っているとSIMで利用することが可能です。

HUAWEI P10を最安運用したい場合は、格安SIMでも現在(2017年6月)最安価格である、DMMモバイルもしくはイオンモバイルのSIMを利用するのが良いでしょう。

SIMセットプランならUQmobileなら実質0円

UQモバイルのHUAWEI P10 Liteは通話SIMなら月額の割引があるので、Mプラン以上で実質0円になります。

プラン P10 Lite
定価
24ヶ月の
分割金
割引 実質価格 プラン料金との
合計
Sプラン(2GB) 33,804円 1,404円 864円 540円 2,678円
Mプラン(6GB) 1,404円 0円 3,218円
Lプラン(14GB) 1,404円 0円 5,378円

※パケットGB数は2年間2倍のキャンペーン中なので3年目以降は半分になります。
※2年目は各プラン1000円値上がりします。

MプランとLプランでは、24ヶ月の本体分割金が1404円に大して同額の割引があるので、24ヶ月利用すれば実質0円で端末を購入することができます。

UQmobileのプラン料金は他の格安SIMよりもやや高めですが、

  • 通信速度が大手キャリア並みに速い
  • 5分以下の通話定額セット

というメリットもあるので、通話を多少する方や通信速度が速い方が良いと言う方にはおすすめです。

UQmobile(UQモバイル)のメリット・メリットの解説はこちら

UQ モバイル公式サイト

HUAWEI P10シリーズのスペック

Android7.0、HUAWEI独自のインターフェース、EMUI 5.1を搭載 [全モデル共通]

P10シリーズのOSはすべて最新のAndroid7.0を搭載しています。
また、HUAWEI独自のユーザーインターフェースEMUI5.1を搭載しています。

EMUI5.1は、画面を2分割して別のアプリを表示したり、アプリで利用されるメモリ(RAM)の量を学習して、最適なメモリ割当を行う機能があります。

格安SIM利用する際のキャリア設定が簡単 [全モデル共通]

通常、格安SIMでAndroidスマートフォンを利用する際は、APN設定の際にキャリアのデータを入力して設定を行います。
しかし設定では文字の入力が必要なので1文字でも間違うと通信ができなかったり、スマホの操作に慣れていない人にとってはやや面倒な作業になります。

P10シリーズでは、日本の格安SIM会社の設定が最初から入っているので、使うSIMの会社をタッチで選択するだけで簡単に初期設定が完了して利用できます。

HUAWEI P10 liteの特徴

P10シリーズで一番安いモデルです。

カメラはライカではなく、手振れ補正も電子制御の補正なので、光学手ぶれ補正のP10やP10Plusと比べるとやや劣りますが、

  • ローライトでも鮮明画質の1200万画素カメラ
  • 0.3秒の高速シャッター
  • 800万画素インカメラ
  • ビューティーモード、パーフェクトセルフィー対応

という機能があるので使い勝手のいいカメラにはなっています。

また、CPUは8コア、メモリは3GBなので処理能力としては申し分ないと言えます。

サイズも5.2インチと今どきのサイズ感になっています。
iPhone7が4.7インチ、iPhone7 Plusが5.5インチなのでそのほぼ中間のイメージです。

カラーは明るめの水色のサファイアブルーがあります。

このスペックで2万円台は相当安いので、「それなりに良いスペックで安いスマートフォン」を探している方にはP10 Liteがベストだと思います。

P10 Liteは日本のSIMでは、デュアルSIMデュアルスタンバイは不可能

P10シリーズは、2枚のSIMが挿入できます。HUAWEI P10 Liteのみデュアルスタンバイができない仕様になっています。

また、P10 Liteは2枚目のSIMスロットには2G世代の通信を行う事しか出来ないので、日本国内のキャリアのSIMを2枚目に指しても利用できないので、日本では実質SIMは1枚しか入らないということになります。

したがって、仕事用とプライベート用でSIMを分けて2枚を差して利用することもできません。

HUAWEI P10 の特徴

HUAWEI P10の一番の特長は第2世代ライカのダブルレンズとF2.2のズミルックスレンズを搭載したカメラです。

これにより、

  • 高画質(2,000万画素のモノクロセンサーと1,200万画素のRGBセンサー)
  • 光学手ぶれ補正
  • 4K動画撮影

など高機能なカメラになっています。

全体でも、メモリは4GB、CPIはKirin 960 のオクタコア、USBTypeC対応と、現在売られているスマートフォン全体と比較してもハイスペックなモデルです。

Antutuベンチマークスコアは、14万台と高スコアになっていました。

サイズは、5.1インチとなり、P10 Liteよりも若干小さいサイズです。

HUAWEI P10 Plusの特徴

HUAWEI P10 PlusはP10の上位機という位置づけですが、スペック的に優れている部分は以下となります。

カラーがグリーンとゴールドの2色のみ

グローバル版では、シルバー、ピンク、ブラック、も含めた計5色が発売されているのですが、日本ではゴールドとグリーンのみの発売となりました。したがって、カラーバリエーションはグローバル版に合わせて今後増えて行くかもしれせん。

画面サイズが5.5インチと大きめで、iPhone7 Plusと同じ

サイズは今最も多いスマートフォンのサイズ、5.5インチです。

解像度が2K液晶

解像度が2560×1440ピクセルの2K液晶で高精細になっています。
iPhone7 Plusは同じ液晶サイズで解像度が1,920 x 1,080ピクセルなので、P10 Plusの方がiPhoneのretinaディスプレイよりもさらに高精細のディスプレイだといえます。

カメラのF値が1.8(P10は2.2)

カメラの「F値」は絞り値とも呼ばれ、レンズを通って写る像の明るさのことです。

F値が大きいと、レンズを通る光の量が少なくなり暗くなりますが、ピントが合う範囲が広くなり、ピントを合わせている物の前後の被写体にもピントが合うようになります。
F値を小さくすると、レンズを通る光が多くなり画像が明るく撮影しやすくなります。ピントが合っている範囲が狭くなるので、背景をぼかしたり、一部の物だけにピントを合わせる事ができます。

P10のF値が2.2、P10 PlusのF値が1.8なので、P10 Plusの方がより明るく撮影できて、背景ぼかし等の撮影手法を行いやすいカメラになっています。

防水がIPX3

防水機能は日本向けに発表されていませんが、海外版だとP10 PlusのみIPX3という防水基準のようです。IPX3は防水の中でも低い基準なので、ちょっと濡れる程度までは大丈夫ということになります。
水に完全につけたりすることはせず、防水機能はほとんどないと思って扱うのが良さそうです。

P10と買うかP10Plusを買うかは、サイズと色で判断することになります。

スペック表

各機種の詳細スペックは以下です。

機種名 HUAWEI P10 lite HUAWEI P10 HUAWEI P10 Plus
メーカー Huawei Huawei Huawei
OS Android 7.0
EMUI 5.1
Android 7.0
EMUI 5.1
Android 7.0
EMUI 5.1
CPU Kirin658
2.1GHz 4コア
1.7GHz 4コア
Kirin 960
2.4GHz A73 4コア
1.8GHz A53 4コア
Kirin 960
2.4GHz A73 4コア
1.8GHz A53 4コア
メモリ 3GB 4GB 4GB
ストレージ 32GB 64GB 64GB
外部メモリ microSDXC(最大128GB) microSDXC(最大256GB) microSDXC(最大256GB)
ディスプレイ 約5.2型フルHD TFT液晶 約5.1型フルHD TFT液晶 約5.5インチ WQHD TFT液晶
解像度 1920×1080ピクセル 1920×1080ピクセル 2560×1440ピクセル
連続通話時間 3G:約1260分
連続待受時間 FDD-LTE:約532時間、W-CDMA:約564時間
バッテリー容量 3000mAh 3200mAh 3750mAh
急速充電
外側カメラ 1200万画素、1.25μ、
開口部F2.2、
像面位相差AF+コントラストAF、
電子手振れ補正、
BSI
Leicaダブルレンズカメラ
F2.2 1200万画素 RGB OIS+
2000万画素モノクロセンサー
光学手振れ補正
LeicaダブルレンズカメラPro
F1.8 1200万画素 RGB OIS+
2000万画素モノクロセンサー
光学手振れ補正
内側カメラ 800万画素、F2.0、FF、BSI Leica800万画素、FF F1.9 Leica800万画素 AF F1.9
カラー サファイアブルー
プラチナゴールド
パールホワイト
ミッドナイトブラック
ダズリングブルー
プレステージゴールド
ミスティックシルバー
グラファイトブラック
グリーナリー
ダズリングゴールド
サイズ 約72(幅)×146.5(高さ)×7.2(奥行き)mm 約69.3(幅) x 145.3(高さ) x 6.98(奥行き)mm 約74.2(幅) x 153.5(高さ) x 6.98(奥行き)mm
重さ 約146g 約145g 約165g
SIMスロット スロット1:nanoSIM
スロット2:nanoSIM(2G世代のGSMのみ)
P10 Lite 以外はデュアルSIMデュアルスタンバイ
対応バンド FDD LTE:B1/3/5/7/8/18/19/26 FDD LTE:B1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/26/28/29
TDD LTE:B41 TDD LTE:B38/39/40/41
WCDMA:B1/5/6/8/19 WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
GSM:850/900/1800/1900
キャリア
アグリゲーション
2CA 2CA/3CA
防水 × × IPX3
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac 準拠(2.4/5.0GHz)
USB TypeC
(HighSpeed/OTG対応)
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