今年に入ってからCMを多く放送し、話題の格安SIMであるLINEモバイル。
のんさんのCMを見て知った方も多いと思います。
LINEモバイルのメリット、デメリットや速度、評価まですべてをまとめてみました。
目次
【2018/1/31追記】LINEモバイルがソフトバンク参加に
LINEモバイルの株式の51%をソフトバンクが持つ事が発表されました。
ソフトバンクグループ入りする事で、今までと違ったサービス展開になる可能性が高いですが、今後は以下のような施策がなされるかもしれません。
- 現在LINEモバイルはドコモ回線のみを使っていますが、ソフトバンク回線を使えるプランができる
- 既にソフトバンクグループ入りしているワイモバイルのように店舗数が多く購入しやすくなる
- ソフトバンク回線を使えるようになった場合、回線速度が上がる
LINEモバイルは満足度調査で最優秀賞を受賞
格安SIMサービスの満足度調査で、2017年上半期にLINEモバイルが総合部門で最優秀賞を受賞しました。
部門別では、通信速度の部門で優秀賞(2位)、コストパフォーマンス部門で最優秀賞(1位)、ブランドイメージ部門 で最優秀賞(1位)、利用サポート部門 で最優秀賞(1位)、 知人に薦めたいと思い、実際に薦めたサービス 部門で2位
調査は、株式会社イードのRBB SPEED TEST(アールビービー スピードテスト)という通信回線の速度テスト利用者に行われました。調査への回答人数は1005人でした。
多くの利用者にLINEモバイルが評価されてる事がデータで示される結果となりました。
当サイトが今一番おすすめできる格安SIMが、LINEモバイルです。
詳細を詳しく解説して行きます。
LINEモバイルのメリット
LINE、SNSが通信制限にならず使い放題
LINEモバイルの一番の特徴は、「LINE、SNSが速度制限なしで使い放題」という点です。
パケット容量3GB以上のプランでは、LINE facebook twitter instagramの通信のパケット容量がカウントさません。
また、その他の通信を行ってパケット容量を超えて通信制限になった状態でも、LINE facebook twitter instagramは速度制限されず高速通信を利用する事が出来ます。
MUSIC+プランではLINE MUSICもカウントフリーに
LINE MUSICとは、LINEが運営する音楽の聞き放題サービスです。
曲数は3000万曲を超えています。
スマートフォンで移動中などによく音楽を聞く方にとっては音楽アプリの通信量が気になりますが、MUSIC+プランではカウントフリーなので気にする必要はありません。
LINEの年齢認証が可能
格安SIMでは、キャリアの年齢認証が利用できません。
そのため、LINEのID検索ができないという欠点があります。
しかし、LINEモバイルだけはLINEでID検索をする事が出来ます。
これは同じLINEグループの企業である事のメリットのひとつです。
LINEモバイルの速度
格安SIMで気になるのが通信の速度です。
回線を持っている大手キャリアのドコモ・au・ソフトバンクと違い、回線の一部を借りている格安SIMは混雑するとすぐに速度が低下してしまいます。
特に遅くなるのは平日のお昼12時〜13時の間です。
遅いSIMだと100Kbpsほどになり、速度制限にかかっている状態と同じくらいの低速の通信となってしまいます。
いくら月額料金がやすくなるとはいえ、あまりに速度が遅いのはいやだなと思う方は多いと思うのですが、そんな方にはLINEモバイルがおすすめです。
LINEモバイルは格安SIMの中では通信速度が速く、遅い時間帯でも2Mbpsほどの速度が出ているのでネットの閲覧には全く問題がありません。
実際に、大手ニュースサイトの日経トレンディやITメディアが各格安SIMの速度を測るスピードテストでも、格安SIMの中ではトップの速度となっていて、遅くなる平日のお昼12時〜13時でも利用に問題ない速度になっています。
【※追記】
ユーザー数の増加とともにLINEモバイル速度は下がっていて、他の格安SIMと比べてほぼ同じ程度の速さとなっています。
LINEモバイルの料金
LINEフリープラン
パケット1GBのプランは、LINEのカウントフリーになります。
通信量 | 音声+データ | データ | データ+SMS |
---|---|---|---|
1GB | 1,200円 | 500円 | 620円 |
コミュニケーションフリープラン
パケットが3GB以上のプランは、すべてLINEとSNS(twitter facebook instagram)のカウントフリーになります。
通信量 | 音声+データ | データ+SMS |
---|---|---|
3GB | 1,690円 | 1,110円 |
5GB | 2,220円 | 1,640円 |
7GB | 2,880円 | 2,300円 |
10GB | 3,220円 | 2,640円 |
MUSIC+プラン
MUSIC+プランは、LINEとSNS(twitter facebook instagram)に加えてLINE MUSICもカウントフリーとなります。
通信量 | 音声+データ | SMS+データ |
---|---|---|
3G | 2,390円 | 1,810円 |
5GB | 2,720円 | 2,140円 |
7GB | 3,280円 | 2,700円 |
10GB | 3,520円 | 2,940円 |
通話料
通話料は、20円 / 30秒です。
通話定額オプション
LINEモバイルも2017年6月から通話定額のオプションをスタートしました。
月額料金:880円
内容:10分以内の電話かけ放題
利用方法は、オプションに加入後、専用スマホアプリ「いつでも電話」をインストールして、「いつでも電話」から通話をすると、10分以下の通話が無料になります。
通話時間が10分を超えた場合は、10円/30秒の通話料となります。
音声通話SIMでのみ利用できるオプションです。
オプションの種類
通話に関するオプション料金は以下となっています。
留守番電話、割り込み電話は有料になっています。
留守番電話 | 月額300円 |
割り込み電話 | 月額200円 |
転送電話 | 無料 |
国際ローミング | 無料 |
国際電話 | 有料 |
国際電話に関しては、かける国よって料金がことなります。
デメリット
店舗が少ない
LINEモバイルは店舗数が少ないので、気軽に店舗へ寄ってスタッフに聞きながら契約しにくい格安SIMです。
現状はヨドバシカメラ、ビックカメラの一部店舗内にカウンターがあるのみでです。
しかし、ネットの申し込みでも問題なく注文から利用でき、問い合せは電話やLINEのチャットでも可能なので大きな問題は起こりません。
端末を交換・交換するのに1日〜2日かかる
LINEモバイルで端末をセット購入した際や、保証オプションに入った場合は端末の交換や修理ができますが、店舗で交換・修理の受付ができず、新しい端末や交換機種は郵便で送られてくるという対応となっています。
したがって、いざ端末が壊れた場合、サポートに連絡をしてから端末が届くまで1日から2日かかってしまいます。
ドコモ・au・ソフトバンクでは全国に多くの店舗があるので、端末が故障した際は店舗に持ち込めば代替機を借りる事が出来たり交換をすることができることに比べると、店舗ですぐに代わりの端末を貰えないことは不便だと言えます。
支払方法に口座振替が無い
格安SIMのほとんどに言える事ですが、口座振替を行っている会社はほとんどなく、LINEモバイルでも口座振替の支払は利用できません。
しかし、LINEモバイルはプリペイドカードのLINE Payカードが使うことができるので、他と比べて若干ですが選択肢が広いと言えます。
カウントフリープランにも速度制限がある
LINE、SNS、音楽サービスのカウントフリーがLINEモバイルの大きな特徴ですが、カウントフリー対象のアプリを利用していても、1日に数GBの通信を行うと速度制限になる場合があるようです。
完全なカウントフリーとは言えないのが残念ですが、普通の利用では1日で数GBの通信を行うことはあまりないのでほとんどの方にはデメリットではないのですが、稀にずっとSNSを使い動画や画像を大量に見ている方は、制限がかかり速度の低下が行われるようです。
LINEモバイルの対応機種
LINEモバイルはiPhoneをはじめ、多くのAndroidにも対応しています。
対応機種一覧はこちら
LINEモバイルでセット購入できる端末
LINEモバイルでセット購入できる端末は以下です。
- HUAWEI P10
- VAIO Phone A
- HUAWEI nova lite
- HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro(タブレット)
- arrows M03
- ZenFone 3
- Blade E01
おすすめ端末は、2017年6月に新発売された HUAWEI P10です。
ライカのダブるレンズカメラを搭載しキレイな画質で、スペックもCPUがオクタコアでRAMも4GBあります。
LINEモバイルでよくある疑問
支払方法はどんなものがあるのか
支払方法は2つ、
- クレジットカード
- LINE Pay
格安SIMはクレジットカード払いだけのものが多いですが、LINEモバイルはクレカに加えてLINE Payでの支払も可能です。
LINE Payの登録にはクレジットカードを登録する必要がありので結局クレジットカードが必要なのですが
LINE Payカードはプリペイド形式のカードにになるので、LINE Payカードであればクレジットカード無しでも支払方法として登録する事が出来ます。LINE PayカードはJCBのプリペイドカードになります。
クレジットカードを持っていない未成年の方などは保護者のクレジットカードで契約する事になります。
テザリングは可能なのか
LINEモバイルは、SIMフリーで販売されているAndroidと、最新のiPhone7を含むiPhoneシリーズではテザリングが可能です。
また、カウントフリーはテザリング利用時にも適用されるので、カウントフリー対象アプリは接続したPCやタブレットでも通信量を気にせず利用する事が出来ます。
端末とセット購入したスマートフォンでは、LINEモバイルでテザリングは可能です。
また、SIMフリーで販売されているほとんどのスマートフォンでもテザリングが可能です。
docomo、au、ソフトバンクのキャリアから販売されているスマートフォンは利用できないものがほとんどです。
無料で使えるWi-Fiサービスはあるのか
ドコモWi-Fi、auWi-Fi、ソフトバンクWi-Fiのようにキャリアの契約者が自由に利用できる無料のWi-Fiスポットは、LINEモバイルにはありません。
有料のWi2を使ったり、無料のもので店舗が実施しているフリーのWi-Fi、例えばセブンイレブン、ファミリーマート、スターバックスのWi-Fiを使う事になります。
LINEモバイルの初期設定の方法
LINEモバイルのSIMを購入して、自分のスマートフォンで利用する場合は、SIMを本体に差し込むだけでなく、APN設定・初期設定が必要です。
iPhoneならネットワークプロファイルのダウンロード、AndroidはAPNの設定を行う事で利用可能になります。
設定は5分もかからなので簡単に行う事が出来ます。
iPhoneの設定方法
- LINEモバイルのSIMを差し込む
- Wi-Fiでインターネットに接続し以下のプロファイルダウンロードのアドレスにsafariでアクセスする
https://mobile.line.me/apn/line.mobileconfig - APN構成プロファイルをダウンロードする
- パスコードを入力する
- プロファイルをインストールする
- 完了ボタンをタップ
- Wi-Fiを切り、モバイルデータ通信をONにするとLINEモバイルによる通信が可能になります。
Androidの設定方法
- LINEモバイルのSIMを差し込む
- Androidの「設定」アプリを開く
- 設定画面の「無線とネットワーク」から「モバイルネットワーク設定」を選択する
- 「モバイルネットワーク設定」→「アクセスポイント名」の画面からAPN追加を行います
「新しいAPN」を追加する、もしくは「+」をタップ。
※端末によっては若干設定画面名が異なります。 - 新しいAPNにLINEモバイルの以下の情報を入力
名前 LINEモバイル APN line.me ユーザ名 line@line パスワード line 認証タイプ PAPもしくはCHAP - 保存する
- 追加したLINEモバイルのAPNを選択して(選択しないと利用できません)、モバイルデータ通信をONにするとLINEモバイルによる通信が可能になります。
フィルタリングはできるのか
子供用のスマートフォンを購入する際に必ず気になるのが、有害サイトや詐欺サイトなどへの接続をブロックできるかと言う事です。
LINEモバイルでは、スマートフォンのフィルタリングソフト、i-フィルターと提携しているのでLINEモバイル利用者は無料でフィルタリングアプリを利用する事が出来ます。
小学生、中学生、高校生等、年齢を設定するだけで自動でブロックするサイトを決めてくれるので簡単に利用する事が出来ます。
3日制限はあるのか
格安SIMでは、月々のパケットを使い切った後に通信速度が低下する通信制限とは別に、過去3日間の通信量が多いと速度が制限されるものがあります。そういった制限があると通信の使いすぎに注意しなければなりません。
LINEモバイルには3日制限などはありませんので、好きなだけ通信を行う事が出来ます。
即時開通はできるのか
LINEモバイルは、店舗での申し込みの場合は即時開通が可能です。
新規はもちろんMNPでの乗り換えの場合でもすぐに利用開始できます。
ネット注文の場合はSIMカードが届くまで1日〜2日かかりますが、新規なら届いてすぐに利用する事が出来ます。
MNPでは、SIMが届いたら開通センター(フリーダイヤル)に電話をしてSIMの開通設定を行ってもらうと、古いSIMは使えなくなり、届いたLINEモバイルのSIMで自分の携帯番号が利用できるようになります。設定は電話をしてから1時間から2時間で完了します。
エントリパッケージはあるのか
他の格安SIM同様、エントリパッケージでLINEモバイルの初期費用を安くする事が可能です。
エントリーパッケージとは、開通していない状態のSIMのみで、契約よりも先にSIMだけを購入するイメージです。
通常は、初期費用として3400円かかるSIMの代金が、エントリーパッケージを購入する事で必要なくなります。エントリーパッケージ自体は990円ほどで売っているので。2000円程度節約する事が出来ます。
利用方法は、申し込みの際に、エントリーパッケージに書いてあるIDを入力するだけなので簡単です。
エントリーパッケージは、Amazonなどで購入することができます。
LINEモバイルの口コミ・評価
LINEモバイルの評価としては、値段の安さと通信速度の速さが評価されているようです。
ネットでも以下のような評価になっています。
LINEモバイルの昼間の速度が素晴らしい👏🏻👏🏻👏🏻乗り換えて正解👏🏻👏🏻👏🏻
— つ き こ☽⋆゜ (@3JSB_knjr_32) 2017年6月28日
Lineモバイル、宣伝始めて人増えて速度低下しつつあるとか言われてたが、いざ入ってみると全く問題なかったわ
通話付きSIMの3GB、主要snsカウントフリーで1690円やぞ
安すぎやろ、更になによりも卍 二年縛りなし 卍
— ネギタロサァン (@negitts) 2017年6月27日
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