ワイモバイルの機種変更の方法や、お得なキャンペーンについて、注意点、おすすめ機種などもふまえてご紹介します。
ワイモバイルの機種変更と契約変更の違いを知る
ワイモバイルでは機種変更とは別に契約変更と呼ばれる変更方法があります。
他のキャリアでは使われない用語なので聞き慣れないと思いますが、まずはこの違いを解説していきます。
【機種変更】
- PHSからPHSへの変更
- 機種変更と同時にスマホベーシックプランからスマホプラン(S/M/L)への変更、またはスマホプラン(S/M/L)内での変更
- 機種変更と同時にケータイプランSSからスマホプランへ変更される場合
【契約変更】
- PHSからスマートフォンへの変更
- スマホプラン(タイプ2)、または、スマホプラン(タイプ3)のPHS電話番号から、スマホプラン(タイプ1)への変更
- 機種変更と同時にケータイプランからスマホプランへ変更される場合
わかりずらいですが、機種変更はPHS同士の機種変更、スマホ同士の機種変更、ケータイプランSSからスマホへの変更で、契約変更ではPHSからスマホ、ケータイプランからスマホに変更する事を指しています。
この違いは後ほど説明する契約解除料金や割引の適用に影響してきます。
機種変更の方法
ワイモバイルの機種変更の方法は「店舗」と「オンラインストア」の2種類あります。
それぞれで必要な物は以下です。
ネットでの機種変更に必要なもの
- クレジットカード
- 本人確認書類
店舗での機種変更で必要なもの
- 本人確認書類
- 印鑑
- 現在利用中の機種
- 機種代金(一括の場合)
手数料
ワイモバイルは機種変更・契約変更では手数料がかかります。
手数料は共に 3,000円 かかります。
前の機種の分割金の残金がかかる
契約変更・機種変更どちらの場合でも、現在使っている機種の代金の分割支払が残っている場合は、その金額も引き続き払うことになります。
契約変更の注意点(1) 解除料金がかかる
機種変更では解約解除料金がかかりませんが、契約変更に該当する場合は、契約更新月以外の契約変更では契約解除料がかかります。
契約解除料は、契約プランよって異なります。長期契約割引期間中の場合、その経過期間に応じた金額となります。契約解除料金がかかるのかどうかは、MyY!mobileへログインして予め確認することをおすすめします。
契約変更の注意点(2) オプションは解除される
契約変更ではワイモバイルのオプションサービスは全て自動的に解除されます。
継続してオプションを利用したい場合は、契約変更後に再度申し込みが必要です。
すぐに機種変更できない場合がある
支払方法によっては、すぐに機種変更ができない場合があります。
支払い方法が口座振替の場合
- 個別信用購入あっせん契約または割賦で購入:前回機種変更日(または課金開始日)より6ヶ月後の同日+1日以降であること
- 一括で購入:前回機種変更日(または課金開始日)より1ヶ月後の同日+1日以降であること
支払い方法がクレジットカード払いの場合
- (バリュースタイル・W-VALUEセレクト分割/一括とも)前回機種変更日(または課金開始日)より1ヶ月後の同日+1日以降であること
月々のお支払いがクレジット払い…前回機種変更日の1ヶ月後の同日+1日以降
バリュースタイル・W-VALUE SELECTを利用していない場合は、いつでも機種変更が可能です。
W-VALUE SELECTはすでに新規での利用が停止されたサービスなので新規で買う方は関係のないものになります。
ワイモバイルのキャリアメールアドレスが引き継がれない場合がある
PHS同士の機種変更やEMOBILEなどからスマホプランへの変更ではMy!Ymobileでの手続きを行わないと引き継ぎができません。
多くの方が該当するスマートフォンからスマートフォンの機種変更では、メールのドメインがymobile.ne.jpのままとなるので、引き継ぎが可能です。
ワイモバイルはPHSやEMOBILE時代があり、その時期の仕様をスマホに合わせるためこのような状態になっているようです。
審査がある
前の機種を購入してから次の機種購入までの期間が短すぎる場合は断られる場合があります。
また、代金の未納等がある場合も断られる場合があり、端末代金を一括支払していると審査が通りやすいようです。
機種変更のおすすめ機種
iPhone6s
2017年10月より、iPhone6Sがワイモバイルで購入できるようになりました。
iPhone6Sは2015年発売のモデルではありますが、iOS11にも対応していいますので、最新機種にこだわらない方にはいい機種です。
指紋認証に対応しています。
本体価格・割引は以下となっています。
スマホプランから機種変更する場合の金額は以下となっています。
32GBモデル
Y!mobile iPhone6s 32GBモデル | ||
---|---|---|
本体価格 | 78,300円 | |
料金プラン | プランS | プランM/L |
月額割引 | -756円/月 | -1,296円/月 |
実質価格 | 2,506円/月 (合計60,156円) |
1,966円/月 (合計 47,196円) |
128GBモデル
Y!mobile iPhone6s 128GBモデル | ||
---|---|---|
本体価格 | 91,260円 | |
料金プラン | プランS | プランM/L |
月額割引 | -756円 | -1,296円 |
実質価格 | 3,046円/月 (合計 73,116円) |
2,506円/月 (合計 60,156円) |
PHS、4G-Sプランからの契約変更の場合はさらに安くなる
PHS、4G-Sプランからスマホプランに変更する場合は、契約変更なのでワンキュッパ割が適用できます。
ワンキュッパ割は12ヶ月間月額1080円が割引される割引です。(どのスマホ機種でも)
iPhone6sにPHS 4G-Sプランから契約変更の場合は月額割引も540円多くなります。
したがって、上記の表よりも月額が1,620円安くなります。
イメージとして、契約変更の場合は新規でスマホプランを購入するのと同様の扱いになるので月額割引があり、ワンキュッパ割も利用できます。
android one s2
国内ではワイモバイルのみが販売しているandroid one S2シリーズは以下の特長があります。
- 最新のバージョンのAndroidを利用できることに加え、セキュリティのアップデートが毎月提供される
android OSは発売から18カ月間に最低1回以上のアップデートを保証されます。
セキュルティアップデートは発売から最低2年間のアップデートを保証されます。 - 高さ1.22mからの落下試験をクリアし、強化ガラスと堅牢な構造
- IPX5、IPX7の防水性能
- 充電しなくても3日以上使える電池持ちの長さ
- ミドルレンジで手頃な価格
androidはOSアップデートに対応しなくなるとセキュリティの問題が起こってしまいますので、18ヶ月間のアップデートは非常に魅力的です。
スペックは以下です。
ディスプレイ | 5.0インチ |
---|---|
OS | Android 7.1 |
ROM | 16GB |
RAM | 2GB |
外部メモリ | microSD 最大256GB |
カメラ | メイン1300万画素 サブ200万画素 |
赤外線 | ◯ |
防水/防塵 | IPX5・IPX7 / IP5X |
機種変更での価格は 32400円 と他機種に比べてお手頃価格になります。
キャンペーン
下取りプログラム
新規加入、MNP(他社から乗り換え)、機種変更、契約変更それぞれで、それまで利用されていた機種を下取りして機種に応じて毎月のご利用料金から割引があるサービスです。
下取りを利用できる条件は以下です。
- スマホプランS/M/Lを利用する
- 契約の翌月末までに下取りの申し込みをする
- 端末の電源が入ること
- 端末の初期化している事
新規加入とMNP(他社から乗り換え)では下取りの機種はワイモバイルで購入してない機種でも下取りは可能ですが、機種変更の際はワイモバイルで利用していた端末しか出す事は出来ません。
他キャリアでは下取り金額を一括で機種変更での購入金額に充てたり一括でポイントにすることができますが、ワイモバイルでは24回の分割で下取り金額が割引されることになります。
注意点としては、24ヶ月以内に解約してしまうと、下取りの残りの割引分は返ってこないので損をする事になります。
ワイモバイルでの下取り金額よりも中古スマホとして買い取り業者に販売したり、メルカリ売る方が得をする場合があるので下取りに出す前に相場を調べてみましょう。
アウトレットセールで一括0円など格安にスマホが購入できる
ワイモバイルでは、スマホが一括0円になるなど大幅な割引を行うアウトレットセールがオンラインショップ限定で行われています。
アウトレット品とは、
「顧客の都合などにより返品された未使用および返品端末などを当社再生施設にてクリーニング・修理・稼動確認を行い、問題なく使用できると確認された商品」
のことです。
保証に関しては、商品受け取り後8日以内の初期不良については同等アウトレット品と交換が可能です。
ただし、短期間他人に使用された端末ではあるので、中古品に抵抗のある方は避けた方がいいでしょう。
アウトレットセールではほとんどが半額以下で、一括で1万円以下のものが多いですが、不定期たまに一括0円のスマホが登場する事もありますので、安く機種変更を行いたい方は下記ページを定期的にチェックしておく事をお勧めします。
アウトレットセールは、機種変更・契約変更はもちろん新規・MNPでも購入が可能です。
注意点としては、アウトレットで購入した場合は「データ容量2倍オプション無料キャンペーン」の対象外となり、月額割引の対象から外れる場合もあります。
キャンペーンの適用
契約変更ではワンキュッパ割は適用可能、機種変更では不可
ワイモバイルでは契約開始から12ヶ月間。1,080円が毎月割引されるワンキュッパ割が適用されますが、機種変更した際に12ヶ月以上経過しているとワンキュッパ割りは適用不可になります。
契約変更の場合は、新たにスマホプランで契約が始まるのでワンキュッパ割が適用されます。
機種変更でもデータ容量2倍オプションが無料に
契約変更・機種変更でもデータ容量2倍オプションを適用する事が出来ます。
データ容量2倍キャンペーンは月額500円でスマホプランのデータ容量が2倍になるものです。
これまでは新規やMNPでのみ、データ容量2倍オプションが2年間無料になりましたが、機種変更をした際にも無料になるようになりました。
例えばSプランでは、1GB → 2G 、Mプランでは3GB → 6GBとなります。
ワイモバイルの追加パケットは500円:5MBなので、データ容量2倍オプションを利用するとお得になります。
データ容量2倍オプションはSIM単体での契約でも利用する事が出来ます。
このオプションは他のSIMにはなく、ワイモバイルだけのサービスになります。
まとめ
ワイモバイルの契約変更・機種変更について解説しました。
とくにPHSからの変更は仕組みが難しい部分がありますが、キャペーン等を利用すればお得に機種変更が可能になります。