プラスメッセージ(+メッセージ)の初期設定を対象キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のSIMで行った後、スマホ本体のSIMをサービス対象外の格安SIMに差し替えると利用できるのかを検証してみました。
【※追記あり】
目次
プラスメッセージでSIMを差し替えた場合
プラスメッセージでは、初期設定は大手キャリアのドコモ au ソフトバンクのSIMでモバイルデータ通信を利用した認証が必要になりますが、それ以降はWi-Fiでも利用が可能になります。
そこで、初回設定後にSIMを差し替えて動作するのかを検証してみました。
テスト利用したスマホはiPhone7で、iOSのバージョンは11.4です。
手順とテスト結果は以下のように行いました。
- iPhone7にプラスメッセージをインストール
- 初期設定をドコモのモバイルデータ通信で行う
- 一旦アプリを終了
- 本体のSIMをドコモのSIMから格安SIMへ差しかえる(格安SIMの設定プロファイルもインストール)
- 格安SIMのモバイルデータ通信でプラスメッセージを起動
=> ×利用不可能 - 格安SIMを入れた状態でWi-Fiに接続してプラスメッセージを起動
=> ◯利用可能
初期設定後に格安SIMに差し替えると利用できない
格安SIMに変更した場合は、モバイルデータ通信ではプラスメッセージは利用できませんでした。
※2021/9/2追記 格安SIM(MVNO)でも利用可能に
格安SIMでもプラスメッセージが使えるようなアナウンスがされました。
利用可能時期は以下の通りです。
ドコモ系MVNO:2021年9月下旬から ahamoは既に利用可能
au系MVNO(UQmobileを含):2021年9月2日から povoは既に利用可能
ソフトバンク系MVNOやlinemo:2022年春から
Wi-Fi接続であれば格安SIMでも利用可能
格安SIMを差し込んだ後でも、初回設定の後であればWi-Fiで利用可能でした。
ただし、SIMを変えるとモバイルデータ通信での利用ができなくなるのでかなり不便になってしまいます。
【追記】定期的にでモバイルネットワークに接続が必要か
初回登録したSIMと格安SIMを入れ替えてWi-Fiで利用していたところ、数日後にアプリ起動時にWi-Fiをオフにしてモバイルネットワークでの通信をするよう画面になり、初回登録した3キャリアのSIMでモバイルデータ通信を利用しなければいけない状況になりました。
iPhoneのアプリ側ではSIMの識別番号は検知可能なので、最初に登録したSIMと異なるSIMで通信させる様に定期的にチェックしているようなので、SIMを入れ替えての長期利用は難しいようです。