プラスメッセージの初期設定や使えない場合の対処方法、SMSとの違いを解説

 
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ドコモ、au、ソフトバンクが提供するメッセージアプリ、「プラスメッセージ(+メッセージ)」がAndroidで先行してサービスを開始していましたが、iOS(iPhone)でも利用可能になりました。プラスメッセージはWi-Fiでも利用が可能です。初期設定の方法からSMSとの違い、プラスメッセージが使えない場合の対処方法等を解説しています。

プラスメッセージ(+メッセージ)のインストール・初期設定方法

【Android】アプリのダウンロード方法

ドコモ:ドコモアプリストアからインストールが必要です。ダウンロードはこちらから

au:au Marketからアプリのインストールが必要です。ダウンロードはこちらから
ダウンロードすると、SMSアプリが+メッセージのアイコンに変わります。

ソフトバンク:Google Playからダウンロードをします。ソフトバンクのメールアプリが+メッセージのアイコンに変わります。※現在はソフトバンクではAndroid版アプリの提供を一時停止しています。既にアプリをダウンロードした方は利用可能です。

【iOS、iPhone】アプリのダウンロード方法

ドコモ、au、ソフトバンク共通:App Storeからダウンロードを行います。

ダウンロードはこちらから

初期設定方法

アプリを起動すると初期設定の画面になります。

「次へ」とタッチして進めて行くとアプリの説明画面になります。

初期設定ではモバイルデータ通信が必要になります。

Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信をオンにすると利用規約への同意とプロフィール設定画面になります。

プロフィール設定が終わるとメッセージの利用ができるようになります。

Wi-Fiで利用可能

プラスメッセージは初回のみモバイルデータでの通信が必要ですが、それ以降はWi-Fiで利用可能です。

友達の追加は電話番号、QRコードで行う

プラスメッセージは電話番号で相手を指定するので、アプリの設定で連絡帳の読み取りを許可すると、連絡帳の友達へプラスメッセージを送信することができます。

また、連絡帳にない相手へメッセージを送信するには電話番号を指定して送信するか、LINEのようにQRコードで相手を指定して送信できます。

プラスメッセージが使えない環境

格安SIMでは利用できない

現状、プラスメッセージ(+メッセージ)はドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの利用者のみが対象で、格安SIM、UQモバイル、ワイモバイルではプラスメッセージを利用できません。今後は使える様になる可能性はあるとの報道も出ていますが、具体的にいつごろ格安SIMで利用可能になるのかは決まっていません。

格安SIMの場合でも、初回認証が終わっていてWi-Fi接続であれば利用できる事が分かりました。

【※2021/9/2 追記】格安SIM(MVNO)でも利用可能になります。

格安SIM(MVNO)でもプラスメッセージが使えると発表がされました。

利用可能時期は以下です。
ドコモ系MVNO:2021年9月下旬から ahamoは既に利用可能
au系MVNO(UQmobileを含):2021年9月2日から povoは既に利用可能
ソフトバンク系MVNOやlinemo:2022年春から

Wi-Fi環境だとポート番号5060番台を開ける必要がある

プラスメッセージ(+メッセージ)をWi-Fiで利用する場合、Wi-Fiルーターのポート番号5060番台で通信を行います。Wi-Fiでの通信ができていても、ポート番号5060番台(5060〜5069)が開いていないとプラスメッセージが利用できません。

5060番台が開いていないと、以下のように
「+メッセージサービスに接続中…」という表記が出たままになります。

もしWi-Fiで正常にネット通信が出来ているにも関わらず、プラスメッセージだけ使えない場合はルーターの設定でポート番号を許可する必要があります。

ポートの設定方法については、ご利用中のルーターの説明書等を見ながら行う必要があります。今はほとんどのルーター機器はネット上のマニュアルが設置されているのでルーターの機器名で検索するすると公式サイトのマニュアルが閲覧できます。

ルーターによってはIPv6でのポート設定が必要

ポート設定について、コメントにて以下のような情報を頂きました。

ポート5060から5069の開放ですがルータの設定で IPv4のフィルタの開放ではうまくいかず、IPv6のフィルタで開放したらうまくwifiでも通信可能になりました。

 

ガラケーでは利用できない

スマホアプリをインストールして登録・利用するので、ガラケーではプラスメッセージは利用できません。

プラスメッセージ(+メッセージ)とSMSの違いとは?

プラスメッセージ(+メッセージ)とSMSは似て非なる物です。
違いは以下の様になります。

+メッセージ SMS
料金 無料
データ通信量を消費します
有料
1通ごとに課金
宛先 電話番号 電話番号
ガラケー ×
専用アプリ 必要 不要
Wi-Fi
初期設定にはデータ通信が必要
×
大手キャリア
ドコモ au ソフトバンク
格安SIM ×
対応時期は不明
既読機能
青いチェックマーク
が付くと既読
×
海外ローミング
ID検索 × ×
QRで友達追加 ×
最大文字数 全角2730文字 70文字
写真 動画 ×
音声 ×
スタンプ ×
グループ機能 ×
地図情報 ×

スタンプ、グループ機能等、SMSをよりLINEのようなスマホのチャットアプリに近づけたものというイメージです。

共通している点は携帯電話の番号で宛先を指定すると言う点です。

LINEのようにIDを指定しての会話はできないので、互いに電話番号を知っている間柄での会話に使うことになります。

QRコードで友達追加した場合でも電話番号は伝わる

プラスメッセージ(+メッセージ)で会話をするには「電話番号から相手を指定」もしくは「QRコードで相手を指定」という2つの方法があります。
QRコードで相手を指定する場合でも、QRコードを読み取ると互いに電話番号がわかるようになります。

電話番号が相手にわかるので、LINEと比べより親密な関係の方とのやりとりに向いているサービスです。

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コメント

  1. coboo より:

    ポート5060から5069の開放ですがルータの設定で IPv4のフィルタの開放ではうまくいかず、IPv6のフィルタで開放したらうまくwifiでも通信可能になりました。
    よければこの情報も併せて載せていただくとだれか助かる方がいるかもしれません。

    1. スマホファラオ編集部 より:

      貴重な情報ありがとうございます!
      いただいたコメントを公開させて頂きました。

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