ドコモの料金プラン、docomo withについて解説します。
対応機種や注意点、どのくらいお得なのかを他のプランと比較してみました。
新しい2017冬/2018春モデルドコモwith対応の新機種についても解説しています。
docomo withはどんなプランなのか
ドコモwithは、対応機種を購入すると、ずっと月額1500円が割引されるサービスです。
対象端末は、
- AQUOS sense SH-01K
- MONO MO-01K
- Galaxy Feel SC-04J
- arrows Be F-05J
- らくらくスマートフォン me F-03K
の5機種です。
ドコモの割引サービスはこれまで学割や月々サポートなどがありましたが、docomo withの一番の特長として
対象機種を使う限り、ずっと割引が続く
という点が挙げられます。
学割は学生の間だけ、月々サポートは24ヶ月を期限がありましたが、無期限の割引となるのは長く端末を使う予定の方にとってはメリットのあるサービスです。
docomo with対応機種では、月々サポートは適用されません。
割引が適用できる範囲
docomo withの割引1500円が適用される範囲は以下です。
- データパックの定額料/1GB追加オプション利用料
(シェアパック子回線の場合はシェアオプション定額料、シェアパック分割請求オプション契約の場合は分割後の料金が対象) - 基本プラン月額基本使用料
カケホーダイプラン、カケホーダイライトプラン、シンプルプランの利用料 - spモード月額使用料
割引が適用できないもの
- 端末本体の分割代金
- 有料コンテンツ
また、割引額は翌月へのくりこし、複数回戦持っていたいシェアグループを組んでいても、他回線へ適用はできません。
適用される条件
契約方法 | 新規 機種変更 MNP 契約変更 |
---|---|
名義 | 個人 法人 |
年齢 | 中学生以上 |
プラン | カケホーダイプラン カケホーダイライト シンプルプラン |
データパック |
のいずれか |
詳細の適用方法は以下です。
項目 | 内容 |
---|---|
割引額 | 1,500円/月 |
適用開始時期 | docomo with」対象端末購入日から適用 (月途中に「docomo with」対象端末を購入の場合、割引額は日割り) 以下のいずれかに該当した場合、翌月から適用となります。
|
適用終了 |
|
料金はいくらになるのか
単体回線の場合
単体で最安プランの2GBのデータ容量とカケホーダイライト(5分以下のかけ放題)を利用した場合の料金は以下です。
単体回線での最安プラン | |
---|---|
カケホーダイライト | 1,700円 |
データパックS(2GB) | 3,500円 |
SPモード | 300円 |
docomo with | -1,500円 |
合計 税込 | 4,000円 |
月額が280円になる、シェアパック シンプルプランとdocomo withの併用
docomo withでは、一番安い料金プランだと月額が280円になります。
その仕組みを解説します。
条件としては、「シェアパックの子回線として、シンプルプランを契約すること」です。
シェアパックとはドコモの1つの回線を親回線として、その回線のデータの定額プランを子回線でも分け合って使うサービスです。
回線ごとにデータパックを契約するよりも安くなります。
シンプルプランとは、通話のプランで、かけ放題がない代わりに月額980円と安くなるプランです。
シンプルプランはシェアパックに入っていることで利用できます。
docomo withの端末をシェア子回線のシンプルプランで契約すると以下のようになります。
シェア子回線 | |
---|---|
シンプルプラン | 980円 |
シェアオプション | 500円 |
SPモード | 300円 |
docomo with | -1,500円 |
合計 税込 | 280円 |
シェアを組む親回線の最安料金は以下になります。(シェアパックに入る場合、データ量は5GBが最低になります。)
シェア親回線 | |
---|---|
シンプルプラン | 980円 |
シェアパック5GB | 6,500円 |
SPモード | 300円 |
合計 税込 | 7,780円 |
シェアパックに入っている親回線が必要なので、家族でドコモを契約していたり、1人で複数のドコモ回線を持つ場合はこの方法で月額料金をかなり下げる事ができます。
docomo with対応機種のスペック
docomo with対応機種は、スマートフォンの中でも「ミドルレンジ」とよばれる上位機種と下位機種の中間にあたるスペックです。
SNSやLINEや、3D描画等があまりないシンプルなゲームでれば問題なく利用できます。値段もiPhoneなどの高価なモデルに比べるとかなり安く抑えられているため、docomo withの割引を考えるとかなりお得なスマホになります。
機種 | サイズ | RAM/ROM | 価格 |
AQUOS sense SH-01K | 5.0インチ | 3GB/32GB | 30,456円 |
MONO MO-01K | 5.0インチ | 3GB/32GB | 25,272円 |
Galaxy Feel SC-04J | 4.7インチ | 3GB/32GB | 36,288円 |
arrows Be F-05J | 5.0インチ | 2GB/16GB | 28,512円 |
らくらくスマートフォン me | 4.5インチ | 2GB/16GB | 未定 |
docomo withは新規 機種変更 MNPすべてで利用可能
適用条件は新規 機種変更 MNPすべての場合で利用できます。
スマホを買えたくなったら本体だけを格安スマホに乗り換えるのもアリ
ずっと1500円が割り引かれてシェアパック子回線なら280円になるとはいえ、スマートフォンは頻繁に新しいモデルが出てくるので機種を乗り換えたくなることもあると思います。
しかし、docomoで手続きをして乗り換えをすると割引が効かなくなってしまうので、
「SIMフリーのスマートフォン」をドコモ以外で購入しても、細かい設定等は必要ですが、SIMを差し替えれば利用できます。
月々サポート 端末購入サポートと比べて安いのか
ドコモの割引サービスには、月々サポートや端末購入サポートがありますが、違いは以下となります。
- docomo withの機種:月額1,500円割引がずっと続く
- docomo with以外の機種
月々サポート:月額の割引が24ヶ月間(機種によって割引額が異なる)
端末購入サポート:月々サポートは無くなるが端末代金が大きく割引される(機種によって割引額が異なる)
月々サポート購入サポートの機種と、ドコモwithの対応機種の割引金額の比較は以下となります。
Xperi XZs SO-03J | 【月々サポート】 −2,916円×24 = -69,984円 |
Galaxy S8 SC-02J | 【月々サポート】 −2,403円×24回 = −57,672円 |
V20 PRO L-01J | 【購入サポート】 −69,336円 |
docomo with対応機種 | 【docomo with】 -1,500円×24回 = -36,000円 -1,500円×36回 = -54,000円 -1,500円×48回 = -72,000円 -1,500円×60回 = -90,000円 |
比較してみると、月々サポートや購入サポートでは6万円から7万円の割引があるので、docomo withで同じ額の割引をもらおうとすると48ヶ月、4年間ほどかかる事になります。
機種本体の金額はdocomo with対応機種は安いので一概に比較はできませんが、安い機種を長く使う前提であればdocomo withの方がお得であると言えます。
注意点
学割、月々サポートなど、併用できないサービスがある
「月々サポート」「はじめてスマホ割」「シニア特割」「ドコモにチェンジ割」「ドコモの学割2017(1,000円/月割引)」「シニアはじめてスマホ割」は併用ができません。
併用不可のサービスを契約しているの回線が「docomo with」を申込んだ場合、割引は当月末までの適用となり「docomo with」は翌月からの適用となります。「ドコモの学割2016」「ドコモの学割2017」について、基本料割引は併用不可となります。
dポイント進呈(1,000pt/月)等の各種特典およびボーナスパケット(5GB/月)のみ併用して適用されます。
docomo withはiPhoneでは利用できない
ドコモwith(docomo with)は現在Androidの5機種のみ対応なのでiPhoneシリーズはすべて対応していません。
今後もしかするとiPhoneも対応になるかもしれません。
iPhoneシリーズには月々サポートや端末購入サポートがあるので安く買う事が出来ますが、月々サポートは2年間で終わってしまうので、長くiPhoneを利用したい方は格安SIMにしたがお得になります。
機種変更すると適用外になる
docomo withは対象の機種を利用している間だけ、割引が続くので機種変更をすると割引が無くなってしまいます。
docomo withの評判
ドコモwithの評判としては、対象の端末価格がが元々安く、月額割引もずっと続くと言う事で、肯定的に受け止めているユーザーが多いようでし。iPhoneが対応するかどうかで今後の評価は大きく変わってきそうです。
利用者の様子で今後が変更される?
筆者の予想ではありますが、docomo withは最安で月額280円になることもあり、ドコモが高いと言うイメージを払拭する目的で作られたサービスであると予想できます。
機種が限られていることと、ドコモでは珍しい無期限の割引サービスと言うこともあり、利用者の反応をチェックしている段階で、今後反応が良ければ対応機種も増えて行くと思います。
docomo withに向いている人・向いていない人
docomo withが向いている人は以下のような人です。
- スマートフォン機種を頻繁に変えない
- スマートフォンのスペックはそこそこで十分
- 長くドコモと契約する予定
- 家族でドコモを契約してる、もしくは複数のドコモ回線を持っている
まとめ
docomo withは無期限でずっと割引が続くサービスなので、長く利用する人にとってはメリットのあるサービスです。
今後、対応機種が増えてくると選択肢も広がって良いサービスになると思います。
ドコモ光でキャッシュバックとスマホ月額最大3,000円割引
ドコモを契約しているなら、お家のネット回線もドコモ光にすることで、キャッシュバックとドコモの携帯料金の割引があるのでお得になります。
ドコモ光では、30000円分のドコモdポイント還元と5000円のキャッシュバックで、合計35,000円分の還元があります。
ドコモ携帯とセットで利用すると月額が最大3000円の割引もあります。
dポイントは携帯の支払にも適用できます。