SIMロックとは、スマートフォン、携帯電話の端末の設定で利用するSIMをキャリアを制限することです。
例えばdocomoで購入した端末はdocomoのSIMでしか通信を行う事が出来ず、auやsoftbankのSIMを指しても利用できません。
SIMロックの解除とは、他社のSIMでも利用できるようには端末のSIMを行う事です。
最近話題の格安SIMのショップでセット販売されているスマートフォンは、SIMロック解除されている(通称SIMロックフリー)のものがほとんどなのでどの通信会社のSIMを指しても利用できますが、docomo au softbankの大手三大キャリアではすべてSIMロックされた状態でスマートフォンが販売されています。
そこで、docomo au softbankでのSIMロックの解除はいつ可能か、どのような手続きが必要か、手数料などの疑問を各社それぞれで調べてみました。
目次
SIMロック解除可能なのはいつか
docomo
端末を分割購入の場合:購入から100日以降
端末を一括購入の場合:契約初日からSIMロック解除可能
docomoのルールは2017年5月17日 に改正され、一括購入の場合は初日からSIMロック解除が可能になりました。
利用者にとってメリットのある改正です。
2015年5月以降にはいつ倍された端末はすべてSIMロック解除が可能です。
2011年4月〜2015年に発売された端末はSIMロック解除不可能な端末もあります。
解除可能な端末は以下より確認できます。
2011年4月〜2015年4月に発売されたSIMロック解除可能端末
au
購入から181日以降
softbank
購入から181日以降
docomoの分割購入では特例により100日以内でも解除可能
過去にSIMロック解除実績がある場合は解除可能に
同じ回線におけるSIMロック解除実績があり、かつ前回のSIMロック解除受付から100日経過している場合は、端末購入日から100日経過していない場合でもSIMロック解除の手続きが可能。
今後は、一括購入した端末は即時SIMロック解除が可能になる可能性もでてきました。
このガイドラインが実施されれば、現状ではスマホを一括で購入した場合も、割賦で購入した場合も、SIMロック解除まで約半年の期間が必要になるが、一括購入時は即時(2017年12月以降に発売される端末に適用)、割賦時も100日以下(同2017年8月以降)と大幅に期間が短縮されることになる。また、たとえば現在はauのVoLTE端末では、au MVNOのSIMは利用できず、SIMロック解除が必要だが、これが不要になりそうだ(同2017年5月以降)。
総務省、SIMロック解除のガイドラインを変更の方針 一括購入時は即時可能に
http://ascii.jp/elem/000/001/270/1270584/
【追記】
上記の可能性のとおり、2017年5月17日から一括購入の場合は即日ロック解除が可能になりました。
手数料はいくら?
ネットで申し込む場合:docomo au softbankすべて、無料 でSIMロック解除を行う事ができます。
店舗で行う場合:docomo au softbankすべて同じで、 3000円(税抜) の手数料がかかります。
どのような手続きが必要なのか
ネットの手続きだけで可能
docomoならMy docomo
auならau ID
softbankならMy SoftBank
へログインしてネット上でSIMロック解除を行う事が出来ます。
ショップでも手続き可能
ショップで行う場合の持ち物は
- 本人確認書類
です。ショップの場合は手数料 3000円(税抜)がかかります。
回線契約を解約した後でもSIMロック解除はできるのか
docomo au softbankすべてで、契約解除したスマートフォン・携帯でSIMロック解除が可能です。
解除可能な期間
docomo: 解約から100日以内なら解除可能
au: 解約か100日以内なら可能
softbank: 解約後90日以内なら解除可能
docomo softbankでは解約後、解除までに時間制限があるので、契約開始からそれぞれ3ヵ月、90日以内で解約した場合はSIMロック解除が永久にできないということになります。
SIMロックの解除できないケース
本人が購入していない端末
各社とも、友人から貰ったり買った端末のSIMロック解除は受け付けていないようです。
SIMロック解除可能な機種は?
各キャリアで、2015/5/1以降に発売された機種はSIMロック解除可能になっています。
Apple製品だと、iPhone SE、iPhone6S以降の端末がSIMロック解除可能です。
詳細説明や、SIMロック解除可能な機種の説明はこちら