ドコモ「はじめてスマホ割」は月額1,650円ではなく月5,000円以上だった

 
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ドコモがテレビCMで放送し話題になっている、「はじめてスマホ割」で毎月の料金が1,650円になるという割引について、条件や本当に安くなるのか調べてみました。

 

ロバート秋山さんがドコモショップ定員になり、「はじめてスマホ割」を紹介しているCMになっています。

「スーマホき〜た スーマホき〜た どこに〜きた〜」

と同様の春が来たの替え歌を歌っていシーンはネットでも面白いという書き込みが多く見られます。

 

はじめてスマホ割とは

対象料金プランの基本使用料を、最大24か月間、

カケホーダイプランの場合:月額1,520円割引
カケホーダイライトプランの場合:月額850円割引

となるプランです。
60歳以上の方は、どちらのプランでも1,520円割引になります。

シニア特割で高齢者は980円、25歳以下で学割なら800円から利用できるプランです。
ただし、後述する条件があります。

シェアパックに入っているのが条件

では、ドコモの「はじめてスマホ割」が適用されて安くなる条件を見ていきましょう。

※説明が長いので「はじめてスマホ割で安くなるためのポイント」をみてください。

  • 以下の1、2のいづれかを満たす

    1. FOMA契約からの契約変更
    2. 他社ケータイ利用からMNPポートインでの新規契約
  • 「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」(2年定期契約型プランまたは2年定期契約なし+「ハーティ割引」)の契約、または「カケホーダイライトプラン」(2年定期契約型プランまたは2年定期契約なら+「ハーティ割引」)の契約
  • ご利用中の機種が以下の1、2のいずれかを満たす

    1. FOMA契約からの契約変更の場合
      直近にドコモ販売店で購入手続きされた機種がFOMA対象機種であること

      FOMA対象機種の一覧
      FOMA対象機種
      • ドコモケータイ(iモード/spモード)
      • らくらくホン(らくらくスマートフォン(F-12D)を除く)
      • キッズケータイ
    2. 他社ケータイ利用からのMNPポートインでの新規契約の場合
      ご契約時に他社フィーチャーフォンからのMNPポートインであることが確認できること
  • 下記対象パケットパックへの加入(シェアパック子回線を含む)
    対象パケットパックの一覧
対象パケットパック
  • らくらくパック
  • データSパック(小容量)
  • データMパック(標準)
  • ウルトラデータLパック
  • ウルトラデータLLパック
  • シェアパック5(小容量)
  • シェアパック10(小容量)
  • シェアパック15(標準)
  • ウルトラシェアパック50
  • ウルトラシェアパック100
  • ビジネスシェアパック5~3000
  • ウルトラビジネスシェアパック50
  • ウルトラビジネスシェアパック100

申し込み期間は2017年5月31日まで

はじめてスマホ割のキャンペーン期間は、以下です。

2016年8月5日(金曜)~2017年5月31日(水曜)
シニア特割 : 2017年1月30日(月曜)~2017年5月31日(水曜)
他社ケータイからのお乗りかえ : 2017年3月3日(金曜)~2017年5月31日(水曜)

はじめてスマホ割で安くするためのポイント

上記の条件で、CMで放送していた月額1,650円と安くする上で重要な部分は

  • 他社からMNPでドコモに加入するか、既にドコモ契約がある回線はFOMAからの機種変更
  • シェア子回線になること

の2つを満たす必要があるということです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

他社からMNPでドコモに加入するか、既にドコモ契約がある回線はFOMAからの機種変更

この条件はシンプルですね。すでにドコモをもっていてFOMAではなくスマートフォンを利用している場合は提供されません。
MNP(ナンバーポーテビリティ)とは、auやSoftBankなどの他社から番号そのままドコモに転入の手続きをすることです。
基本的に、携帯キャリアはMNPだと他社からお客さんを取れるので、割引が多かったり、機種代金が安くなる事が多いです。

MNPを行う場合は、手数料として元のキャリアから3,000円(税抜)の手数料が発生します。
また、元の回線で2年契約の無料解除期間以外であれば、9,500円の解約手数料と、スマートフォンの代金の分割料金が残っている場合はその分割金もかかります。

シェア子回線になること

1回線だけでは今回の割引は適用されず、既に家族が契約しているドコモのシェアパックの子回線にする必要があります。

シェアパックとは、家族でひとつのパケットのプランに入り、パケットを分け合う事です。

親回線で電話のプラン(カケホーダイ、カケホーダイライト)とパケットのシェアパックに入り、

子回線ではパケットのプランには入らず、電話のプランとパケットシェアオプション(500円)に入ることで安くなるという仕組みです。

シェアパックのパケット料金は以下のようになっています。

ウルトラシェアパック100(100GB) 25000円
ウルトラシェアパック50(50GB) 16000円
シェアパック15(標準)(15GB) 12500円
シェアパック10(小容量)(10GB) 9500円
シェアパック5(小容量)(5GB) 6500円

このパケットに入った親回線が必要であるという条件によって、実はそんなに安くない、ということがわかりました。

親回線も含めたトータルでは高い?料金を計算してみた

ドコモの「はじめてスマホ割」で1,650円と月額を安くするためには、家族のパケットのシェアをすることが条件になっていました。では実際に親回線と子回線両方の月額料金を計算してみましょう。

家族2人の場合

親回線

シェアパックで一番パケットが少ない、5GBのプランで計算しています。

カケホーダイライト 1700円
シェアパック(5GB) 6500円
SPモード 300円
親回線 合計 8500円

子回線(はじめてスマホ割を適用する回線)

カケホーダイライト 1700円
シェアオプション 500円
SPモード 300円
はじめてスマホ割 -850円
子回線 合計 1650円

親回線、子回線の2つの契約合計

2回線合計で、10,150円になります。

これを1回線あたりにすると、

1回線あたり、5,075円になります。

あれ、親回線も合計すると、結局1650円にはならず、けっこう高い?
と思った方もいると思いますが、これが実際の料金です。

試算はパケットを2回線合計でで5GBまでのプランとしましたが、パケット量(プラン)を上げるとさらに料金は高くなります。

この金額では、ドコモよりも格安SIMの方が確実に安くなります。

 

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